皆様お世話になっております。
設計室の増田です。
もしかしたらお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、
実は最近展示場のデッキを塗り替えました。
もう随分手入れ無しのままですっかり色も変わってしまったなぁと思って見ていた時に
たまたま柿渋を手に握っていたので「塗ろうか」という事になったわけです。
用意するものは非常に簡単
・柿渋
・刷毛
・容器
・根気
以上です。
皆様お世話になっております。
設計室の増田です。
もしかしたらお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、
実は最近展示場のデッキを塗り替えました。
もう随分手入れ無しのままですっかり色も変わってしまったなぁと思って見ていた時に
たまたま柿渋を手に握っていたので「塗ろうか」という事になったわけです。
用意するものは非常に簡単
・柿渋
・刷毛
・容器
・根気
以上です。
本当は変色したデッキを表面だけでも削ってあげると発色も非常に良くなるのですが、
今回は上から塗装のみ。
実は私自身も様子見の状態ですw
奥から順番に、うすーく伸ばしながら塗っていきます。
すごく難しいように思えますが、塗料などとは違って柿渋が自分から木に馴染んでいこうとするので
「柿渋で木部をまんべんなく濡らす」 様なイメージでもしっかりむら無く濡れます。
作業時間は約10分ほどだったのですが、通りすがりの方々や外回りを掃除していたセンターの方が
柿渋の異様な匂いに振り返って行かれました。
かいだことがある方は想像できると思いますが、この柿渋非常に強い匂いがします。
もちろんシンナーなどが揮発している匂いとは種類が違うので、嗅いだ瞬間に人体に
害がないであろう事は分かる匂いをしているのですが、とはいえ匂いは強いのです。
気になる、という方は是非展示場スタッフまでお伝えいただければすぐにご用意させていただきます。
ただ、覚悟はして嗅いで下さいw
嗅いだ方皆様大体同じ表情をされますw
この柿渋、実は色んな効果があって 昔は我々の生活に身近なものだったのですが
最近ではほとんど見なくなりました。
我々無添加住宅では住宅の一部にこの柿渋を使用しています。
今回のように塗装材料としてというのはもちろんなのですが、家の構造部分にも一部使用しています。
日本の文化の中に根付いている知恵を使って現代の住宅を更に昇華させる、
そんな家造りを目指しております。
あ、ちなみに匂いは数日で完全に消えるのでご安心下さいw