行ってまいりました、姫路城

大変お世話になります。
中川でございます。暑い日が続きます。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 
今年の夏、個人的には夏らしいイベントを何も計画しておりません(T_T)
すごく残念なのですが、楽しめることを楽しみたい、とめげずに強く感じている今日この頃です。
 
 
そんな中、行ってまいりました。姫路城です。
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もともとお城が好き・・・というか歴オタなのですが・・・
姫路城に関しては平成の大改修後、是が非でも漆喰を見たかったのです。
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まず外観!!
「白すぎるっ!!」という不評があいついだとのことですが・・・そもそも白いお城だから「白鷺城」なわけで・・・。
「とても美しい」と思いましたが、白鷺城の真の美しさを知るのはこの写真を撮った後でした。
今回の大改修を意識してなかったら気づくことはなかったかもしれません。それはのちほど。
しかし暑い。。。暑かった。。。。
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真の美しさ、などとおおげさに書きましたが、姫路城の美しさを支えていたもののひとつはこれだと思います。
「屋根目地」と言われる漆喰だそうです。
 
上の写真は補修されている屋根目地。
下の写真は今回の大改修で補修されていない屋根目地。
一目瞭然です。
 
ちなみに、手が届く汚れている方の屋根目地に指で触れてみました。
(ごめんなさい)
雨のせいか、すごく表面がミクロなクレータのようになってざらざらでしたが、その奥には漆喰の白い部分も見て取れます。
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城壁の瓦もこの屋根目地で作られているわけで。
 
その美しさは本丸から周囲へ広がるように見えていたのだと思います。
白鷺がまさに翼を伸ばすように…
いや、マジでロマンを感じます。
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今回の目的はこれこれ!
汚れることはあっても傷むことはない、ってのをしっかりと確認したかったんです!
今回の姫路城、観光だけではなく、漆喰の本質を改めて体感したいと思って訪問したのですが。。
汚れることはあっても傷むことはない…本当にそう思います。
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外の壁が砂(土)で汚れていますが誇張ではなく汚れているだけです。
 
 
そして中へ・・・
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本丸の中も漆喰。
太平洋戦争を挟んで行われた昭和39年までの大改修の頃に塗られたもの・・・
これも汚れているところは多々あれど、です。(人の手アカ、かな)
 
美しい・・・経年美を感じます。
 
クロスにはクロスの良さがあり、塗り壁には塗り壁の良さがあります。デザイン、インテリア、効能、様々な用途と目的でご提案をしているわけなのですが・・・
 
長持ち、ということでは漆喰に軍配が上がりそうです。
 
 
そして、この日の姫路は35度を超える猛暑でした。
正直、汗だくで見学していたのですが。。。。
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壁、触ったらね、熱くないんですよ!!!
暑いのは炎天下。あと、人の熱気。
 
陽が当たってるところも熱くない。
室温を計る道具は持っていってなかったんですが、多分35度はない。
風も吹いていたので基本は「涼しい」のです。
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そこら中を手で触りまくりましたが熱くない。
これは大事なことです。輻射によるオーバーヒート現象が起こらないということです。
室温が少々暑くても体感的に暑くないわけです。

なぜか?


現代の住まいだと
エアコンで室温は下がっているけれど、壁そのものが熱くなっているから輻射熱で家の中は暑く感じるわけです。
室温は低いのに暑い…と感じたことは誰しもあるはず。

まったく逆!!

木材でいう気管比重の数値が低いのと同様…いや、はやい話、熱伝導率が低い訳です。
きっと空気をたくさん含んでるから熱容量とかも小さいんだろうなぁ。。。
 
実は大改修前にも姫路城に行っております。
今までも数回訪れているのですが、今回ほど発見や感動はなかったなぁ。
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屋根の妻飾り。
「懸魚(げぎょ)」というそうです。
屋根の妻を飾るこの細工。棟木、桁の小口を隠す目的。破風と一緒ですね。
でもわざわざ漆喰を塗るための型板を作っているそうです。
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横架材と漆喰の取り合い。
これをどう捉えるか、は人によって違うと思います。
しかし、塗壁だからこそできる取り合い、仕上げだと思うし、なにより・・・

「木を見て森を見ず」

一歩引いて全体を捉えたときに、屋根目地のようにそれ単体ではなくて全体の美しさを際立たせる、支えのような美しさ。
そしてもちろん高い技術で可能になる繊細な納まりの部分もたくさんあり・・・・
 
日本の建築の素晴らしさに触れたような気がしています。建築のなんたるかを勉強できた一日でした。
いや、熱く書きこんでしまった
(^^;))
大興奮の姫路城レポートでした。
 
 
今後とも、ステージホームの無添加住宅をよろしくお願いいたします。