敷地を読む、ということ②


皆様こんにちは、設計の増田です。前回のブログの続きです。

「敷地を読むということ②」

簡単なようで意外と奥が深い敷地調査について。


建築に際する測量ポイント①~⑧のうち、①~④について詳細を書いていきます。

「測量」とは、どういったところに注意しながら調査を行っているのでしょうか?


    土地の広さ

これは言わずもがなですね。

これを測りに行っているのでこれはひとまず安心しても大丈夫でしょうか。


ただ、京都市内などではよく見かけるのですが、前面道路から見たときの敷地間口と、

奥行き方向と直角に測ったときの敷地間口が道路との関係性により寸法が違うことが

あります。


これを見落としてしまうと計画して建築確認も降りたのに、いざ立てようと思ったら

寸法が足りない!なんてことになってしまうので注意したいところですね。


見極めのコツは、道路から見て左右の境界線の長さに著しい違いが出る時、

明らかに道路が敷地に対して斜めに走っているとき、などは気をつけましょう。


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給排水設備の有無、及び位置

こちらはあまり測量の際に必要ないと思われがちですが、給水設備や排水設備が

敷地に引き込んでいないとなると、建築をする際に新しく引き込まなくてはなりません。


当然金額もかかってきますし、そもそも道路に公共上下水が整備されていない

なんて頃が後からわかってしまうと建築物の用途に関わる問題になってしまう

ケースもあります。


細かい事を言うと、側溝の深さによっても排水設備に費用がかかる場合も

ありますのでしっかりと、工事内容の事も理解した上で確認をしたいところです。

 

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  道路の大きさ

こちらは道路幅員と呼ばれることも

多いです。道路自体の広さですね。


この広さによって、建築できる建物の

大きさが決まります。


もちろん、道路が狭い方が不利に

なることが多いのですが、

「建築基準法上の道路」がどこまで

のことを指すのか、また一見道路に

見えても実は他人の敷地、等という

ケースもあります。


役所や土木事務所などで道路の

図面を確認して、後から小さく

しなくてはならない、なんて失敗を

ここで防いでおきたいところです。

道路と敷地の関係性

少し分かりにくいのですが、道路の形状にも係わります。

まっすぐな道路、何度も折れてくねくねした道路、角地、T字、十字など、

一言に道路といっても条件によって様々な道路の認識が存在します。


敷地に接する道路の形状や高低差などは、上記幅員と同じく建築物の形状、規模、

構造などに大きく関係してくる可能性もあります。


建築基準法をしっかりと把握した上でないと、測量箇所の不足、それに気づかずに計画、

最終的に不適合となる可能性もあります。

常に建築基準法と隣り合わせの我々設計の人間は、なんとなく敷地を見た瞬間に

鼻でわかるようになります()


半分は冗談ですが、知らないと測りようがない、というのは事実。

しっかりと必要項目を押さえておきたいところです。



本日はここまで。次回は建築に際する測量ポイント④~⑧についてアップしていきます!




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