気密性能について②

前回のブログの続きです。「気密性能が良いと何がいいのか。」


a.温熱に関すること

 

はじめに、「温熱」とは、暖かいとか寒いとか、そういう快適性に関することです。

 

 

分かりやすくするために分かりにくい説明をいたしますと意味がないので

ざっくりとご説明を差し上げますが、

漏気(ろうき:家の中から外に漏れていく、及び外から中に入ってくる空気)の量は、

    室内外の温度差

    外部の風速

    相当隙間面積(C値)

    換気方法(24時間換気)

に起因いたしますので、①に関連して断熱性能なども細かく言うと係わってきます。


ですので、実際の数字は各建物ごとに大きく違ってくるとは思いますが、

冬場の暖房状態の部屋で、風速は比較的よくある強めの風、第一種換気を使っていると想定した場合、


C5.0の場合、1時間で2回強、約230%の空気が入れ替わり、

C2.0の場合、1時間で1回強、約120%空気が入れ替わります。

C1.0の場合は、1時間で80%、0.2ともなると60%未満の空気しか入れ替わりません。

(※24時間換気は1時間に50%の空気が入れ替わるように可動しているとします。)

 

内外の空気が入れ替わると言うことは、温度も入れ替わることになりますので

(熱交換型の換気扇を使っても温度の中和は起こります。)

C5.0の場合では1時間の間に一気に20℃まで温度を上げて、上がったら窓を開放して

一度外気温まで冷やし、また20℃まで温度を上げて、また窓を開放して外気温まで冷やして、

そこから10℃くらいまで温度を上げたところで1サイクル。

というような感じになります(念の為に申し上げますがイメージです。)。

 

実際には継続して暖め続けることになるので壁や天井、床の蓄えた熱が暖房の不可を軽減してくれますので

上記の状況よりはかからないにせよ、似たようなことを暖房器具は行うことになるわけです。

 

日々の光熱費、暖房器具の寿命など暖房器具をハイパワーで稼働し続けることによる二次課題

(ガスファンヒーターであれば湿度、逆にエアコンであれば乾燥など)を

少しでも楽に、快適にしようと思えば気密性は無視できないのです。



次回は 気密性能を上げると何がいいのか「b.建物の健康に関すること」をアップします。





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